★2nd Album"Super Trance Herbs"
こちらのページでは配信中のアルバム「Super Trance Herbs」を紹介いたします。
楽曲はTunecoreJapanより、各ストアに配信中です。各ストアへはこちらから
Bandcampでも配信中です。Bandcampでの試聴はこちらから
アルバム1枚1500円(各曲200円)で提供しております。是非、お聴きくださいませ!※Bandcampでは投げ銭制なので、無料でも試聴いただけます。(出来れば、投げ銭していただきです...)
エレクトロニックの音楽を勉強し始めてから5年です。5年間、学んだことや思ったことをサウンドを通じて表現しました。まだまだなところはたくさんありますが、どうかよろしくお願いいたします。
使用機材→◆DAW:FL Studio(All the work is FL Studio) ◆Synth:JDXi/JP-8000/SC-88 Pro &Plugins synth(Sylenth1,Spire,Nexus,Harmor,Sytrus etc...) ◆ Effects:SDD-2000/Lexicon MX200/Plugins effetcs
以下、楽曲の説明です。
1 Prologue 3
Electronic Music (BPM 128)
このトラックは「10 Lichter Meer」のオーケストラアレンジです。フルートはSA-105が演奏しています。クラシックアレンジなので、他の楽曲に比べて音がとても小さく、マスタリングするのは難しかったです。フルートがすぐ歪んでしまったのが大変でした。ボリュームをオートメーションで書いて処理して何とかなりました。
StringsはJP-8000で、10曲目の「LichterMeer」で使用したものを、ストレッチさせて使っています。JPのストリングスの音色は、世界中のどのオーケストラよりも素晴らしいと思います。「もう、オケの作品など二度と書くか!」と思っています。生楽器のサンプリングの音源よりもしっかりとした重厚感がありますね。
フルートは世界中で愛用されている「ムラマツフルート」です。http://www.muramatsuflute.com
2 Tropics
Progressive House (BPM 128)
南国のリゾートをイメージしたプログレッシブハウスです。サイドのコードの音はSylenth1です。「PowerRiff」というプリセットの音をエディットして使いました。ハープのような音で柔和な響きですね。他の曲が実機のシーケンスの音だったので、それに合わせて実機らしいしっかりした音に仕上げるのがとても難しかったです。どうやって、しっかりした音にしたかというと、リアンプした後に、レキシコンリバーブを通して処理しました。
途中に出てくるピコピコした主旋律はDTMマガジンの付録のプログレッシブハウスの素材です。とてもかわいいサウンドで、プログレッシブハウスにぴったりですね。街の中を歩くようなアンビエントの素材も昔のDTMマガジンの付録の素材です。
3 Luminous
Electro House (BPM 128)
「Luminous」はSpireで作られたグロウル入りのエレクトロハウスです。神秘的な雰囲気がします。Kickは他の曲よりも、ちょっと硬めではっきりとしている素材を選びました。グロウルも実機のような迫力を出すためにレキシコンのエフェクトを使用しました。しかし、どこかソフトっぽい軽い響きです。このエレクトロハウスは仕上げる前に、ボツにしようと相当悩んだ曲です。前のEPにも入っています。EPを聴いてくださったフォロワーさんが、EPの中で一番印象に残ったそうで、自分としては意外でした。(嬉しいです)
途中で変だなぁ…って思っても最後まで諦めずに仕上げたいですね。
4 Enjoy...
Progressive House (BPM 128)
JD-Xiで作ったプログレッシブハウスです。エフェクトにレキシコンリバーブを使用しています。左右にあるシーケンサーもレキシコンのディレイです。
この曲はシンセの主旋律を即興で演奏してみるという、課題のために作られた楽曲です。しかし、参加者はたった一人でした…。でも素晴らしい曲を聴かせていただいたので、とても嬉しかったです。ペルタべロスさん「全てが幽霊船から見るエネミー」も、併せてお聴きくださいね。
自分もこの曲を通じて、とても勉強になりました。ありがとうございました!
5 Promise & Lies
House Music (BPM 130)
流行のサウンドを意識したポップなハウスです。かわいい声はHarmorのボーカルプリセットです。始めて弾いたE.Guiterの演奏入りです。ギターはハードオフでゾーサンを買いました。しかし、練習しても、ちっともコードを押さえることができずに、下手なままです。しかも、弦を張り替えずに演奏してしまいました…。あとで、弦を張り替えなきゃならないことを知って、とてもショックで倒れそうでした…。(T_T)
ギターの演奏はコードを弾くだけだったのですが、ワンショットを切り張りして、ちゃんと弾いているように聴こえます。これからも懲りずにギターは続けていきたいのですが、指が痛いので難しいですね…。
6 T-Leaf
Progressive Trance (BPM 130)
JP-8000を用いて作ったプログレッシブトランスです。スーパーSAWの音はとてもカッコいいです。JP-8000のベースも使ったのですが、そこだけ比重が重いかんじで、ずっしり地獄の底まで沈んでいきそうです。多分、配信サービスにアップするとそんな低域も削がれてしまうと思うので、とても残念です。JPのベース音はレンジが広いため、処理するのがとても難しいです。
あと、中間部分のアルペジオはプラグインのソフトのですが、パンが左右に動くために不自然です。しかし、良かれと思ってミックスしてしまいました。
7 My Lucky Direction
Electro House (BPM 130)
2019年に作った曲です。まだこの1曲しか作っていません。1月にインフルエンザか謎の風邪で半月も寝込んでしまいました。病床の中で、もっと体を鍛えておくべきだったと後悔した時に思いついた曲です。そんなわけで、強そうなかんじのエレクトロハウスに仕上げました。
メインのリードはJP-8000です。本当にかっこいいサウンドです。ビブラートは手動でかけました。実はこの曲は80年代の曲からのインスパイアされた曲で、各トラックのシンセの音のピッチが少しずれています。それから、パーカッションのグルーブも少しずれているところが独特なノリを生んでいます。
8 Red Planet
Progressive Trance (BPM 136)
この曲は初めて作ったトランスで、それを去年、今年と2回リメイクしたものです。前回のEPにも入っています。初めて作ったトランスなので、メインのリードはすべてDTMマガジンの素材で作りました。そんなわけで、それまでの楽曲とは少し違った雰囲気でカッコいい曲です。
トランスとの出会いはとても運命的なものだったと思います。カッコいいトランスの音色を作りたくてJP-8000を買ったくらいなのですから、トランスはこれからもたくさん勉強していきたいです。
9 Happiness One
Progressive Trance (BPM 137)
この曲は作ったあとにすっかり忘れていた曲です。リイカさんのゲームアプリ「Q」のユーザーさんに「QUINARY3ですね」と言われた曲です。この曲の主題の素材が「QUINARY3」の冒頭のものと同じでした。この素材もDTMマガジンの付録のトランス素材です。自分も素材集の音を聴いて、「QUINARY3の主題だ!」って思って使いました。
「QUINARY3」はこちらから。ビバオール斎藤さんの作品です。
リミックス感覚でコードやドラムを変えるだけで、別の雰囲気になるので素材は面白いです。この素材にもレキシコンのリバーブをかけています。
10 Lichter Meer
Progressive Trance (BPM 132)
ドイツ語で「光の海」というタイトルです。JP-8000を買った時に最初に作った曲で、去年、今年とこの曲も2回リメイクしました。JP-8000のベースはレンジが広く、処理しきれなかったので、JDXiで打ちなおしました。この曲のミックスも相当難しかったです。アレンジの音域がちょっと高めでモーツァルトのシンフォニーを連想させます。ボーカルはHarmorのプリセットです。とても便利なのですが、ボーカルの歌詞は変えられません。2番も1番と同じことを歌っていたのなら、Harmorのプリセットを疑うべきです。
この曲はトランスの中でも出来が良かったので、一番最後にしました。しかし、下手なのでもっと研究してカッコいいトランスが作れたら…と思います。日々精進ですね。
という内容の10曲です。2018年に作られた曲を1か月半かけてミックス&マスタリングをしました。MS処理をすると音がとても立体的に聴こえます。とても不思議ですね…。まだお聴きでない方はこちらより、各ストア配信中ですので、是非お聴きください。それから、アドバイスしてくださったビバオール斎藤さん、本当にありがとうございました!以上です!