★3rd Album"Fantastic Estampie"

YouTubeでも公開中!

こちらのページでは配信中のアルバム「Fantastic Estampie」を紹介いたします。

楽曲はTunecore Japanより、各ストアに配信中です。各ストアへはこちらから

Bandcampでも配信中です。Bandcampでの試聴はこちらから

アルバム1枚1000円(各曲100円)で配信しております。是非、お聴きくださいませ!※Bandcampでは投げ銭制なので、無料でも試聴いただけます。

エレクトロニックの音楽を勉強し始めてから7年目です。7年の間に、学んだことや思ったことをサウンドを通じて表現しました。今回も、まだまだなところはたくさんありますが、どうかよろしくお願いいたします。素敵なジャケットのデザインは小崎あきらさんです。

以下、楽曲の紹介を書きました!

1 Prologue 5

プロローグ5
B minor→B♭minorに転調!

Progressive Chill BPM128

この曲はアルバムの導入部分です。2曲目以降の曲のリミックスで出来ています。メロディやコードを他の曲たちから抜粋し、つなぎ合わせて作りました。

 初めのストリングスはS-550のライブラリのストリングスです。とてもリアルで美しいサウンドです。S-550は、今でも世界中で使われていて、人気ですね。冒頭のフレーズ部分は10.Commemoration To Join Usから来ています。(B minor)
 0:50あたりからは9.I miss U that I saw...、6.Everythng all Right...と続きます。1:30から始まるローファイなBell系の音もS-550で加工しています。これはFANTOMのピアノロールに打ち込まれているものを倍速で演奏させたものをS-550側にサンプリングさせ、1オクターブ下で鳴らしています。こうすることによって、S-550独特のローファイな音に仕上がります。
 1:47からは8.Take Over、2.Flying in the Sky...からのアレンジです。2:07あたりから転調し、最後にはB♭ minになるようにしました。
 2:30のところからのFANTOMのPadはFANTOMらしい、重厚感あるリッチでとても心地よいサウンドです。自分は制作中に、この部分でいつも涙ぐみます。とても素晴らしいサウンドです。B♭ minorに転調した後に、2.Flying in the Sky...に繋がります。…ということで、B→B♭ minへの転調が必要でした。(^^)メデタシメデタシ

 あと、SnareはFANTOMのVAで作った808系のスネアです。本物とは程遠いサウンドになってしまいました…。そんなわけで、これは「080 Snare」と名付けました。このサウンドが気に入って使いたいと思う方には無料配布するので、ぜひ使ってみてくださいね。おまけのループ素材付き♪

 ♪808系スネア "080 Snare"のDLはこちらから (36.5MB Zip形式 著作権フリー素材)

2 Flying in the Sky...

海
使いまわしのコンセプトアート?

Uplifting Trance BPM 138

 「どうやら、SA-105はトランスが苦手なようだ…🐯💦」と噂が流れるくらい、トランスは下手です…。ダンスミュージックの中でもトランスは飛び抜けて難しく、何度作っても納得いくので気には仕上がりません。本物のSuper SAWを使えばかっこよく仕上がるんじゃないかと思い、2017年12月にJP-8000を中古で購入し(25000円くらいだった)、本物JP-8000のSuper SAWを使ってみたのですが、難易度が相当高く、思うようには出来ません…。2020年には遂にアンプが壊れてしまい、片方に寄ってしまう悲惨な事件が起こりました…。最終的には修理していただけるところを教えていただき、メインボードだけ外して修理していただきました。

 曲中で、Super SAWのアルペジオを使ってみると、音色作りから失敗しているのか、迫力あるトランスのサウンドにはなかなかなりません。(1:24のコーラス部分のところです。)そこで、JP-8000を真ん中に置き、サイドにVirusTI、そして1オクターブ下でFANTOMと3台重ねてみました。合計4オクターブ分のSuper SAW/Hiper SAWです。そこまでたどり着くまで、何度も、何度も、何度も、何度も、何度も、何度も、録音しなおしてミックスしました。最終テイクのミックスでも、自分では、まだ納得いく出来ではないのですが、トランスはこれからも作り続けて勉強していきたいです。

 それから、もう消してしまったのですが、SoundCloudに一番最初のミックスをアップし公開していました。音は歪み、モコモコしていて、大失敗だったのですが、聴いてくださった皆さん、ありがとうございました。

 「トランスとは…」 いつも、哲学・宗教的な問答になってしまいます…。🐯

3 my glad june morning...

御用邸
御用邸の裏はロケ地!

Progressive House BPM 128

この曲はVirusTIをメインに使って作ったプログレッシブハウスです。故に殆どFANTOMは使われていません。主旋律はJP-8000です。とても存在感があり、素晴らしい音だと思います。BassはMS-1(101)です。SH-101をまねて作ったMS-1ですが、音の雰囲気や機能は別物でした。Audio inが付いていたり、FM変調が付いていたり、今の時代のシンセらしく、新しい機能が加えられているシンセだと思います。101はブティークの方が本家が作っているため、音が似ているのですが、ブティークの方はデジタルですね。

 いつもは、楽曲にオリジナリティを求め、変に作ってしまいますが、これは定番のプログレッシブハウスを意識して作ったものです。ドラムはもう少し工夫していた方が良かったかも…と、聴きながら思いました。

 2020年にYouTubeにMVを作って投稿しています。 my glad June morning...(MV)はこちらから

4 Let me see the Waterside...

ばら
アレックスさんの声は素敵!

Future Bass BPM160

ボーカルはサンプリング素材を使って作ったFutureBassです。この曲はFANTOMだけで作ってあります。専門家は、シンセ1台だけで作るとDTM音源みたい!…といいますが、確かにそんな感じはします。シンセは色んなシンセを使った方が質感やサウンドがばらけるために、トラックの分離もよく、バリエーションも豊富な良いサウンドに仕上がります。最後のマスタリングの段階で思い出しました。

 しかし、FANTOMは優秀な音源なので、そんな退屈な感じはせず、良い伴奏になっていると思います。シンセは、たくさん集め、みんな使おう!

 使用したALEXANDAさんのサンプル素材は こちらから sonicwire.comにて、現在も販売されています。(たまにセールで半額になってます!)

5 The Darkness,the Stars Shining...

ダーク
ミクさん??

Experimental Electronic BPM126

この曲はSA-105がボーカルです。「The Darkness,the Star shining,the Light...」と歌っています。もともとは初音ミクに歌わせていました。しかし、配信だと売り上げの何パーセントか支払わないとならないので、自分で歌って配信しました。

 自信のほどは全くないのですが、FANTOMやVirusTI、JP-8000が伴奏をしてくれるとなると、頑張って歌えました。ボコーダーもFANTOMです。とても良いサウンドです。

 素晴らしい機材たちは、いつも、自信を与えてくれて、励ましてくれる頼もしい仲間です。しかし、歌は練習が必要です。

 あと、秘密ですが、ヒミツのミクバージョンの歌があります。The Darkness,the Stars Shining...(Miku Vocal)はこちらから SoundCloud

6 Everything all right... Dubstep Mix (Dubstep)

もも
前に飼ってた犬「もも」

Dubstep(Remix) BPM 140

次のElectro Houseのリミックスです。こちらからお聴きください。

これは以前ホームページで配布していた素材を使って作った曲です。Dubstepはレトロな雰囲気と感想をいただきましたが、全く、一切理解できません!!!Dubstepは永遠なのです!!ダンス系はちょっとずつ新しい要素が加わって、進化して続いていますね。プログレッシブ系もそうです。

素材はDowndoadのページからダウンロードできます。気に入ったらぜひDLしてみてくださいね。download.htmlはこちらから

7 Everything all right... Electro House Mix

もこ
今の犬「もこ」

Electro House BPM 128

この曲もFANTOM1台で作りました。2020年も体調を崩し、この曲を作ってるくらいの時期は花粉症のせいか、耳の調子が悪く思うように作曲できませんでした。2019年12月にCubase10.5に新しくDAWを変えたら、その後、年末と1月の曲は大きく失敗しました。(削除済み)そして、この曲はそのあとに作った曲です。この曲ができなければ、音楽をやめようと覚悟を決めて挑んだ曲なのです!

 このころはFANTOMのプリセットを使い曲を作っていましたが、ドロップのカットアップなど、サウンドは個性的で面白いと思います。プリセットから結構エディットしたために、どのプリセットなの??と思うかもしれませんが、FANTOMの音なのです。グロウルはWaveTable系のソフトのシンセ(SerumやMassiveなど)を使うと思いますが、PCMでも、とてもカッコいいアクションができますね。FANTOMのグロウルのプリセットは303系のシンセの波形からできています。なるほどなぁ!と思いますね。

この曲もMVを作りました。YouTubeで公開しています。 Everything all right... (Original Mix) MVはこちら

8 Take Over...

コスモス
アレックスさん、最高!

EDM BPM 160

この曲ボーカルもサンプリング素材のアレキサンドラさんです。とてもカッコいい歌声です。曲の雰囲気はジャズを意識したダンス系の曲です。2020年の年末から2021年1月にかけて作った曲です。このころになるとFANTOMの扱いにも慣れてきて、エフェクトもかけたままCubaseに録音しているので音がとてもきれいです。フルートは適当に演奏して入れました。この曲の冒頭と中間に出てくるボコーダーはFLのVocodexです。実機の方が活舌よく聴こえるのですが、Vocodexもフォルマントやいろんな加工ができて面白いボコーダーです。

 2回目のコーラス部分の最後のシンセのリードのソロはJP-8000です。修理に出して戻ってきたのでとても元気のいい音です。ここも聴くと、いつも涙ぐみます。本当に素晴らしいサウンドです。修理してくださった方に感謝です。

9 I miss U that I Saw...

シンセ
お歌も頑張る!

Drumstep BPM 174

アルバムを作るにあたり、一番最後に作った曲がこのドラムステップです。実機シンセとCubaseの扱いに慣れてきて、ようやくスムースに出来るようなったと思います。グロウルはFANTOMです。ドロップのBassはすべてFANTOMなのですが、PCMとは思えない面白い音色の変化だと思います。ドロップのカットアップもプリセットからのエディットが殆どです。メインのリードはVirusTI、たまにJP-8000です。この3台のみで作っています。

 あと、冒頭のファルセットの声はSA-105です。全く練習せずに、突然ファンルセットで歌いました。最終的にはクラウス・ノミみたいに歌えるようになりたいです!!

10 Commemoration To Join Us

tiger
加入🎹記念

Progressive Trance BPM 128

この曲がアルバムの中で一番古く、2019年の秋ごろの作品です。前に1回やり直したため、これで3回目の挑戦です。初めて公開したころにはFANTOMはまだ来ておらず、FANTOMを迎えるために家の機材で合奏してお祝いした、という設定です。というわけで、やけに明るく希望に満ちたプログレッシブトランス🐯です。あと、ぶっちゃけ、ストイックな貯金をしなくて済む、という解放感も曲調に表れていると思います。

 その後、FANTOMだけで作った2回目のミックスがあり、それはFLに録音したために音が汚く、結局削除しました。今回のMixにはVirusTIも加わり、我が家の機材、すべてで演奏しています。全員で合奏…、うちの機材は本当に素晴らしいサウンドです。部屋に一人ぽつんと佇んでいると、自分が一番ダメな機材じゃないか…と悩みます。SA-105は故障しがちです。

 この曲がアルバム制作に入る前の、一番最後に公開した曲だと思います。そして、2019年にこの曲から始まったのです。

★そんな我が家の素敵な機材たち…😊

Synth→FANTOM6/VirusTI/JP-8000/JD-Xi/SK-88Pro/SC-55ST/S-550/ED10/DR-110/EP-09/MS-1(101)
Effect→Lexicon MX200/SDD-2000/SiliconBaby※FuzzFluteの音色が作れるエフェクターです。SiliconBabyの詳細はこちら
Inst.→MuramatsuFlute 14K&Silver/YAMAHA Piccolo&UprightPiano
DAW→Cubase 10.5/FL Studio20

という内容の10曲です。Cubaseに変えてから初めてのマスタリングだったので、とても大変でした。まだまだ、勉強が必要だと思います。あと、Cubaseはレンダリングをするときに「実時間で書き出し」を選ぶとCPUに負担がかかりにくいからなのか、音が良くなります。その分、実時間なのでいつもの3倍くらいかかるかもしれません。ファイナルのテイクを作成するときには是非、実時間で書き出してみてくださいね。

 それから、急な依頼にも関わらずにジャケットデザインを引き受けてくださった、小崎あきらさん、繊細で可愛らしい見ごたえのあるジャケットをありがとうございました。あと、いつもアドバイスをいただいているビバオール斎藤さん、本当にいつも、ありがとうございます。プリセットも毎回素晴らしく、制作には欠かせません。また、カッコいい音色&楽曲はとても楽しみです。

 機材を制作・開発・修理されている皆さんや、リスナーの皆さんにも、本当にいつも感謝しています。ありがとうございます!!

SA-105 Project / Satoko Inoue

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